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        鷲羽岳山頂にてAB班集合写真

こんにちは。頼です。

つい先日、8月山行の穂高岳の合宿も無事に終了し、僕らの代の合宿もこれで最後となりました。
(8月山行についてはまた後日)

これから2学期に入り、徐々に引き継ぎを行い、9月山行が終わると僕ら高2は引退となります。

大変でしたが終わるとなるとさみしい限りですね…。


さて、長らくお待たせしましたが夏合宿の報告書ができました。

最後の烏帽子岳の登頂はなりませんでしたが、天候にとても恵まれ、景色もよく楽しい合宿になりました。

では報告書です。


          2012年麻布学園山岳部夏合宿報告書

●目的地 ・A班 蝶ヶ岳、常念岳、槍ヶ岳、鷲羽岳、水晶岳(常念山脈・東鎌尾根・裏銀座)
      ・B班 槍ヶ岳、鷲羽岳、水晶岳(裏銀座)
      ・C班 蝶ヶ岳、常念岳
      ・D・E班 槍ヶ岳
●日程  ・A班 7月23日~7月31日
      ・B班 7月25日~7月31日
      ・C班 7月23日~7月26日
      ・D班 7月25日~7月29日
      ・E班 7月25日~7月28日
●集合 中央本線松本駅09:45集合。
●参加者 
□A班
高2  
L・頼  哲誼 
SL・井上 洋輔 
記録・高間 恵介 
・伊澤 拓人 
顧問  
・江田 雅人 
□B班
高2
・阿波 一希 
高1 
L・渡辺 耕坪 
SL・飯田 大雅 
写真・今井 航  
中3 
記録・茂木 武統 
・難波 啓太 
顧問 
・山廣 真之 
・池澤 芳夫 
□C班
中3 
・寺元 亮  
・山崎 諒太 
中2
L・渡辺 大祐 
SL・久保 俊太 
記録・川崎 哲太 
写真・後藤 光  
・内山 貴裕 
・川口 航平 
・今井 健太 
中1 
・小原 健人 
・小林 将大 
・長谷川篤紀 
・福田 英史 
・小田宗一郎 
・建石 航希 
・高橋 佑太 
・辛  柱岸 
 顧問
・山本 哲裕 
 OB 
・岩城達之助 
□D班
高2 
・山口 集  
・(伊澤拓人)
中3
L・尾島 暢彦 
SL・吉田 直樹 
記録・永川 直道 
顧問 
・野本 勇  
□E班 
高2 
L・(高間 恵介)
中3 
記録・楊  欣海 
・百合本大夢 
顧問 
・(江田 雅人)


●行程記録
□7月23日 (晴れだが少し雲多め)
・AC班
9時45分 松本駅集合 
‐遅刻者一名のため、頼と山本先生は松本駅にて待機。それ以外は松本バスターミナルへ。
10時35分 松本バスターミナルよりバス発
10時49分 後発組松本駅出発
12時20分 上高地バスターミナル着
‐後発組を待ちながら昼休憩。
12時35分 後発組上高地着
13時22分 上高地バスターミナル発
14時11分~23分 明神にて小休止
15時12分~25分 徳沢にて小休止
16時26分 横尾キャンプ場着
20時00分 就寝

□7月24日 (たまに青空がのぞいたが、基本的に曇り)
・AC班
3時00分 起床
5時25分 横尾キャンプ場出発
6時03分~14分 槍見台にて小休止
7時03分~23分 小休止
8時08分~20分 小休止
9時20分~40分 小休止
10時43分~57分 森林限界を越えたところで小休止
11時47分 蝶ヶ岳ヒュッテ着
‐テント設営と休憩後、蝶ヶ岳山頂を目指すことにする。
12時58分 空身で蝶ヶ岳ヒュッテ出発
13時01分 蝶ヶ岳山頂着
20時00分 就寝

□7月25日 (曇り時々晴れ)
・AC班
3時00分 起床
5時13分 蝶ヶ岳ヒュッテ発
5時50分~6時00分 小休止
6時10分 蝶槍を通過
6時54分~7時05分 小休止
8時09分~21分 小休止
9時13分 常念岳への登りの手前で小休止
‐ここから岩場が続くが大人数での通過は難しいことを考慮し、4つのグループに分けて山頂を目指す。
9時26分 伊澤班出発
9時36分 頼班出発
‐各班の途中の休憩は省略。
11時20分 伊澤班常念岳到着
12時16分 頼班常念岳到着
‐下りも同様に4つに分かれて常念小屋へ。
12時36分 伊澤班常念岳出発
13時05分 頼班常念岳出発
13時58分 伊澤班常念小屋到着
14時16分 頼班常念小屋到着
20時00分 就寝

・BDE班
9時45分 松本駅集合 遅刻者なし
10時25分 松本駅バスターミナルからの上高地行きバスに乗車
12時15分 河童橋に到着 昼食、準備を済ませる。
12時40分 河童橋出発
13時30分 明神
14時30分 徳沢
15時30分 横尾山荘に特にトラブルもなく到着。
19時00分 就寝

□7月26日 (午前中は快晴。午後は少し雲が出てきた)
この日A班とC班は常念小屋にて別れる。
・A班
2時30分 起床
‐A班は本日の行程が長いため、C班より早めに出発する。
4時25分 常念小屋出発
5時22分~32分 小休止
6時39分~49分 小休止
7時17分 大天荘着
‐大天荘に荷物を置き、空身で大天井岳へ。
7時20分 大天荘発
7時30分~45分 大天井岳到着 小休止
8時00分~10分 大天荘にて小休止
8時52分~9時02分 大天井ヒュッテにて小休止
9時32分~40分 ビックリ平にて小休止
10時21分~38分 小休止
11時40分 ヒュッテ西岳着
‐テント設営と休憩後、有志で往復15分ほどの西岳に登りに行く。
13時27分 西岳山頂
19時30分 就寝

・C班
3時00分
5時01分 常念小屋出発
5時42分~53分 小休止
6時42分~53分 小休止
7時59分~8時11分 小休止
9時00分 一ノ沢着
‐ジャンボタクシーで穂高駅へ。
10時30分 穂高駅解散。

・BDE班
3時00分 起床若干撤収に時間をかける。
4時40分 横尾キャンプ場を出発
5時40分 槍沢ロッヂに到着。その後コースタイムより若干早く登って行く。
11時30分頃 天狗原分岐をすぎ、殺生ヒュッテの手前40分程の場所で高一の一名がダウン。
その者と野本先生をその場に残し、他の者は殺生ヒュッテに移動。
その後何名かが野本先生の所へ戻りダウンした者を助けて移動させた。
12時00分 全員が殺生ヒュッテに到着。天幕を張る。
19時00分 就寝

□7月27日 (前日と同様に午前中は快晴。午後に少し雲が出てきた)
・A班
2時30分 起床
4時35分 ヒュッテ西岳出発
5時20分~30分 小休止
5時53分 水俣乗越を通過
6時30分~40分 小休止
7時41分~52分 ヒュッテ大槍にて小休止
8時51分 槍ヶ岳山荘着
‐ここにザックを置き、アタックザックで山頂へ向かう。
9時11分 槍ヶ岳山荘発
9時40分~10時06分 槍ヶ岳山頂到着 大休止
10時36分~11時03分 槍ヶ岳山荘着 水の購入などのため大休止
12時00分~10分 千丈乗越にて小休止
13時03分~13分 小休止
14時14分~24分 小休止
15時04分~25分 樅沢岳山頂にて小休止
16時ごろ 双六小屋到着
‐ここで先に到着していたBDE班と合流。B班として来るはずの中3の一人の体調が優れないようなので、その者をE班として翌日新穂高に下山させることにし、代わりにD班の中3一人がB班に移動した。
また、この日合流するはずの山廣先生、池澤先生と合流できなかったため、ABD班は翌日の午前中を停滞とした。
20時00分 就寝

・BDE班
3時00分 起床
4時40分 26日と同じ時刻に殺生ヒュッテ出発。
5時30分 槍の肩に到着し、空身で槍ヶ岳の山頂を目指す。
6時00分 特にトラブルは無く、槍ヶ岳登頂。
6時45分頃 若干降りる時に手間取った者もいたが全員槍の肩まで降りる。
6時55分 槍の肩を出発。西鎌尾根を通って双六小屋を目指す。
12時00分 コースタイムより大幅に遅れて樅沢岳登頂。
12時30分 双六小屋に到着。
15時30分頃 天幕を張った後、16時ごろA班と合流。
20時00分 就寝

□7月28日 (一日を通して雲が少し出ていたが、晴れ)
この日E班が先に新穂高に下山し、D班も笠ヶ岳を断念し午後下山。AB班は三俣蓮華へと向かった。
・E班
3時30分 起床
5時03分 双六小屋出発
‐先生たちを待つABD班と別れて先に下山。
5時53分~6時03分 小休止
6時48分~58分 小休止
7時41分~51分 小休止
8時39分~49分 小休止
9時48分~58分 小休止
10時56分 新穂高温泉到着 解散

・D班
3時30分 起床
‐山廣先生、池澤先生とAB班が合流できておらず、D班が出発してしまうとAB班に顧問の先生がいなくなってしまうため、AB班と一緒にD班も山廣先生、池澤先生と合流するまで待機。
また、本日は笠ヶ岳に向かう予定だったが、上記の理由や体調が優れない者、また班員の士気の低さなどにより笠ヶ岳は断念。合流でき次第新穂高温泉に下山することにする。
11時00分 テント撤収開始。
11時45分 双六小屋出発
‐AB班と別れて新穂高温泉へ。
12時28分~38分 小休止
13時46分~14時00分 小休止
14時37分 ~50分 小休止
15時37分~50分 小休止
16時48分 わさび平小屋着
21時30分 就寝
・AB班
3時30分  起床
10時30分 山廣先生、池澤先生が双六小屋に到着。テントの撤収を行う。
11時42分 双六小屋出発
‐D班と別れ三俣蓮華キャンプ場へ向かう。
12時34分~44分 小休止
12時55分~13時00分 双六岳山頂にて小休止
14時10分~25分 三俣蓮華岳にて小休止
15時10分 三俣山荘到着
16時30分 米漬け開始
17時00分 夕食作り開始
20時00分 就寝

□7月29日 (午前中は晴れのち曇り。昼ごろ晴れたがその後再び曇りに)
・D班
4時30分 起床
6時15分 わさび平小屋出発
7時36分 新穂高温泉到着 解散

・AB班
4時00分 起床
‐本日は停滞日としたが、有志(高2・中3)で雲ノ平まで散策に行く。(以下その際の記録)
5時30分 三俣蓮華キャンプ場出発
5時49分 黒部源流標識通過
6時19分~29分 小休止
7時32分~45分 雲ノ平山荘にて小休止
8時05分~10分 祖母岳にて小休止
9時15分~45分 祖父岳にて大休止
10時28分~33分 小休止
11時05分~15分 黒部源流標識付近で小休止
11時46分 三俣山荘到着
19時30分 就寝

□7月30日 (午前中は快晴。午後は曇り)
・AB班
2時30分 起床
4時35分 三俣蓮華キャンプ場出発
5時34分~50分 鷲羽岳山頂到着 小休止
6時58分~7時08分 小休止
7時21分 水晶小屋に到着
‐水晶小屋に荷物を置き、アタックザックで水晶岳へ。
7時31分 水晶小屋出発
7時59分~8時19分 水晶岳山頂到着 大休止
8時47分~9時02分 水晶小屋到着 小休止
9時56分~10時10分 小休止
11時25分~40分 野口五郎岳山頂到着 小休止
12時00分
‐野口五郎岳山頂下で一人が岩に躓いて転倒。頭部から出血したため、応急処置後これ以上進むのは難しいと判断。烏帽子小屋から野口五郎小屋に宿泊地が変更される。また、野口五郎小屋はキャンプ場がないため小屋に素泊まりとなる。
12時45分 野口五郎小屋着
20時00分 就寝

□7月31日 (快晴)
4時30分 起床
‐負傷した部員の体調が良さそうなので、烏帽子岳を断念してそのまま下山することにする。
6時00分 野口五郎小屋出発
6時53分~7時03分 小休止
8時10分~30分 烏帽子小屋にて小休止
9時13分~23分 三角点にて小休止
10時17分~27分 小休止
11時25分 高瀬ダム到着 
‐その後タクシーで大町温泉郷に向かい、そこで解散。

●反省文
 高2
・頼
今回の合宿はいままでに類を見ない人数、そして長さであり、とても大変だったがなんとか無事(?)に終わらせることができてほっとしている。しかし自他ともに反省点の多い合宿でもあった。
まず個人的な反省点としては、怪我人を出してしまったことである。
この日は10時間近い行程の日で、あまり時間を取られたくないと思っていた僕は山頂が見えるということで、本来50分ほどで休憩を取るはずの所を1時間15分ほども歩かせてしまった。それゆえ最終日の前日でもあったこの日に疲労がたまり、怪我をしてしまったというのは否定できない。結局は大事に至らなかったのでよかったが、怪我をした部員には本当に申し訳なく思うとともに反省したい。
しかし、今回の合宿に向けて団装に医療品を加えて臨んだことは功を奏したし、怪我に迅速な対応ができたのは良かった。適切な判断をしてくださった池澤先生と三角巾を持ってきてくれていた井上君に感謝します。
また全体の反省としては、各個人の意識の低さが挙げられる。バテてしまったり、遅刻をしたり、体調を崩したり…。食料忘れに至っては二人もいた。幸いなことにどれも大事には至らなかったが、このようなことは個人個人の意識の低さにあると思う(意識の低さで言えば反省文の遅さも…)。今回の合宿は40人に届こうかという大人数の山行であったが、その大人数であるが故に自分は何もしなくても誰かがやってくれる、という考えが蔓延していたように思える。そのような考えがミスや事故につながり、みんなにも迷惑をかけることにもなるので本当にこれは改めてほしい。
さて、今回は食料と団装についての計画を高1にやってもらった。この夏合宿はとても複雑で面倒なものだったにも関わらず、高1諸君はよく頑張ってくれたと思う。しかしその一方で少しミスが多かったし、高1同士の情報伝達もミスが見受けられた。これから高1が部活を仕切っていくことになるが、計画上でミスがあると山行に致命傷を与えかねない。よく計画の確認、そして高1での団結を図って臨んでもらいたい。人数が少ない高1だが、頑張ってほしい。
最後に。いろんなことを書いて非常に長くなってしまったが、やはりこの長い計画をほぼ歩き通したことはうれしいし、天気も終始よく、とても心に残った合宿だった。なんやかんやでいい合宿だった。
部員、先生、OBの方々、ありがとうございました。
・井上
今回が5回目で、最後の夏合宿となった。かれこれ5年も山岳部にいたのかと感傷に浸りつつ、結局はいつものように反省文をあわてて書いている自分がいる。
 さて、今回の合宿は、何といっても長かった。そして、最初から最後まで充分楽しめた。このような長い合宿ができる要因は、山岳部員が大勢いるからであり、今はただ単純にその恩恵を被れたことをうれしく思っている。
 今回の合宿は、成功したとみなしていいとは思うが、それは、ひとえに天気のおかげである。7月に9日間も山にいて、一度も雨具を使わなかったことは、奇跡と言っても過言ではない。もし今回の合宿で、少しでも雨が降れば、今頃こうは思っていなかったかもしれない。それほど今回の合宿ではミスが多かった。小さなアクシデントがずっと続いていた印象である。様々なアクシデントが重なった今回の合宿は「ミスの博覧会」の様相を呈していた。せっかくの機会なので、よく分析し、次の代からは改善してほしい。
 食事は、概しておいしくでき、何より料理のレパートリーも増えたものだと感心した。加えて、ジフィーズがおいしくなっていたことに感激した。えっ、食料計画と違うって?それも反省点である。
 なにはともあれ、最後の夏合宿として最高の合宿だった。
・高間
今回山岳部として最後の夏合宿になってしまいましたが個人的にはすごく充実したものでした みんなにペースでは迷惑をかけずに登る事が出来たと思っています。 全体の反省としては、これから部員の増えた山岳部を運営していくにはもっと部員の自己意識が大切だと痛感しました。
・伊澤
今回が最後の合宿となるが、全体的には「とても良い」ものとなった。これはひとえに部長の努力おかげであり、感謝したいと思う。
個人的には、高2としてフルに参加できなかったのは残念だが、今回のコースにはとても満足している。
後輩に一言。
現高1は頭数が少なくて、とても大変な一年になることは十分に予想がつくので、みんなで協力して、良い山岳ライフを送って欲しい。ただ、合宿中も中学生はまだ甘いところが散見された。せめて野菜が切れるくらいにはなってほしいものですね。
偉そうなことを言いましたが、中1中2を無事に縦走させられたことには、OBの岩城さんの存在がとても助けになりました。ありがとうございました。
・山口
個人的に、今回高二になって初山行ということで多少身体がまだザックに慣れていなくて、横尾に行くまでの初日でややバテてしまいました。
しかし、初日以降は自分のペースで歩いたこともあり、何とかバテずに乗り切ることができたことが何よりです。
また、槍ヶ岳の素晴らしい風景で山岳部のクライマックスを括れたことは本当に幸せだと思います。
先輩としては殺生ヒュッテで百合本にご飯を任せっきりにしたりそもそもサポート出来るだけの実力がないなど最悪な面を多々見せてしまいました。
ここはもう反省あるのみです。
料理。元々あまり期待してなかったので、合格ラインが甘く、全ての料理が美味しく感じられました。
ただ行動食は飴と魚肉ソーセージ以外食べれなかったので改善を求めます。
日焼け。長袖を着たら殆ど気にならない程度にしか日焼けしませんでした。問題は首と耳です。
最後なのでやけに張り切って書きましたが、もう山岳部最後の合宿かと思うと寂しい限りです。
・阿波
今回の合宿は、今までの山行とは期間も難易度も全く違う決して楽ではないものであった。
個人的な反省としては、体力に余裕がなかったので、前の人のペースに合わせられなかったこと。お金を余裕をもって持ってきていなかったので結局借りることになってしまったことであった。
全体的な反省点は、自分の体調管理が出来ていない人が多かった点である。
合宿はこれで最後になってしまうけど、残りの山行も反省を生かして楽しんで行きたいと思う。

 高1
・渡辺
総合的に見ると、今回の合宿はトラブルが多かったように思える。天気の面では快晴が続き、この上ない幸運だったが、自分が二日目にバテてしまったり、茂木が風邪をひいてしまったり、難波が怪我をしてしまったり…。
いずれも大事には至らなかったのが不幸中の幸いである。予防のしようがないトラブルばかりだが、予防の努力を事前に部全体で行うべきだと思う。
計画段階での団体装備の振り分けに不備があったようにも思える。
B班の中で目立った忘れ物はなかったし、遅刻者はいなかったので、そこは良かった。
今回自分はB班のリーダーを担当させて貰ったが、いまいち責任を果たしきれなかったと思う。反省するべきだと思った。
・飯田
今回はコースタイムの非常に長い行程もあり、自分含め高1の誰かがバテないかが心配でした。
2日目にはやはり高1の一人がバテて、自分も結構疲れていたので、この後行けるのかと不安になりました。
それでも、好天に恵まれたおかげもあり、ケガ人が出ながらも、一応は無事に全行程(烏帽子は登頂しませんでしたが)終えられてよかったです。
しかしながら、後輩に、しかも新しく入った中3に炊飯を任せてしまったなど、仕事を押し付けすぎたことは大いに反省しなければならない点であり、もうすぐで最高学年になるということを自覚しなければならないと思いました。
全体としては、とても楽しめたので良かったです。
お疲れさまでした。
・今井航
今回の夏合宿は6泊7日という自分が経験した合宿の中で一番長い合宿でした。日本で五番目に標高の高い山、槍ヶ岳に登るということで僕はとても楽しみにしていました。今回の合宿は忘れ物をしたり遅刻をしたりなどの大きなミスは無かったと思います。次の合宿からは自分達が再高学年なのでしっかりと自覚を持って頑張っていきたいと思っています。

 中3
・難波
野口五郎岳で負傷してしまい、迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
幸いにて軽傷でした。
今回は始めての長期合宿でした。
今までは割と楽な合宿だったのに比べて、とても大変で、自分の経験不足を痛感しました。
しかし、今までより充実感があり、良い経験になりました。
自分が見た山の景色は、今まで見た景色より遥かに雄大で感動しました。今回の合宿で、2年後の
自分達の代の夏合宿が楽しみになりました。
今後のためにさらにトレーニングに励みたいと思います。
・尾島
今回の山行では、天気にも恵まれて、個人的にはとても楽しかったです。
ただ、山行中に病人や怪我人が発生したことは非常に残念です。
これを踏まえて、日頃の体調管理や、山での意識をしっかりしたいと思いました。
・吉田
初めてリーダーを体験してリーダーの大変さがよくわかりました。山は28日の夜を除けば天候に恵まれ、今までの山行の中で一番楽しかったです。
・永川
D班として今回の夏合宿に参加して槍ヶ岳に登る5泊6日の行程の中で目立った怪我をしなかったので良かったと思う。準備会には用事で出ることができないことを事前に連絡出来ていなかったので迷惑をかけてしまったので次回からはちゃんと出席したい。
・茂木
今回の山行は難易度の高いものでしたが、大きな怪我をする事なく進められたと思います。また、B,D班に関しては忘れ物や遅刻もなく、良かったと思う傍ら、自分の体調管理がしっかりと出来てなかった事で、B班として行動出来なかっただけでなく、他の山行メンバーにも多大な迷惑をかけてしまった。団体行動が基本となる山岳において、今回の失敗は深く反省すべき点だと思う。
・楊
休憩の時、水を置き忘れかけた。横尾で水を汲み忘れた。
ゴミをザックに入れていたら、腐った液体が漏れてザックが臭くなった。
・百合本
渡辺さんが足を痛めてしまったとき、荷物を持たなかったのが心に残ります。だからこれからは、困っていたら進んで持ちたいと思います。
また夕飯を作るとき、野菜の炒め方等のほとんどが分からず、出来上がった料理の味もおいしくなかったので、次回から慣れて頑張りたいと思います。
・寺元
今回、僕は中3でありながら新入部員のため、C班で夏合宿に参加した。歩く道のりはキツく疲れてしまった。だが、山頂の眺めはとてもよく、また登ろうという気になった。次の山行や合宿にむけ、体力をつけていきたい。
・山崎
今回が初めての合宿だったので不安でしたが、なんとかついていけたのでホッとしています。次回に向けてパッキングの練習など頑張っていきたいと思います。合宿中いろいろと助けてくれた寺本君に感謝します。

 中2
・渡辺
今回ぼくは実質1日ですがリーダーをやらせていただきました。またテント長も3日やりました。リーダーをやったときの課題は先頭と後ろの情報伝達が上手くいかなかったことです。どこで休憩するのかなど先頭の判断が伝わらなかったことがありました。人数の多さや沢沿いであったこともありましたが同輩を中間に入れるなどの対策をその場で行うべきだったと思います。
またテント長としては料理が出来なかったこと料理などで指示が不十分だったことが反省点です。反省点をそのまま生かすだけでなく新たな反省がうまれないように想像力を生かしたいです。
・久保
初めてサブリーダーをやらせてもらった。先頭で歩いたのは2回目だが、若干道を間違えたので反省したい。体力的には余裕がまだあったのでうれしかった。
・川崎
初日の夜に井上さん達と遅くまで喋っていて、2日目以降の自分の体調にはあまり影響はなかったが他の人達が眠れなかったらしいので申し訳なく思った。
A班と別れて中1、2だけになった後は特に問題もなく帰れて良かった。ただ、川の音でリーダーの指示が前まで届いてなかったのでもっと連携が取れれば良くなったと思う。
・後藤
C班の場合は大きなケガも無く、ほぼ計画通りに進んだのでよかったです。
二日目の夜だともう生野菜が腐っていたので改善すべきだと思いました。
・内山
蝶ヶ岳から常念岳までの道は上下が激しくて少し辛かったです。常念岳の登りは順調に登れて楽しかったです。
最終日に餅を油で焼いた時テント内で煙がたくさん発生して迷惑をかけたことを深くお詫び申し上げます。でも美味しくできた気がします。
・川口
去年の夏合宿のときよりは体力がついていましたがまだ体力が足りないのでもっと日頃のトレーニングに取り組みたいです。
・今井健太
今回の山行は、二回目の夏合宿ということでしたが、去年よりもキツかったため予想以上にてこずりました。
結果的に先輩方や同輩、後輩に迷惑をかける形になってしまいました。
しかし、常念岳に登頂できた時の達成感はかなりのものでした。
これからは、先輩になったという自覚を持って山に接して行きたいと思います。

 中1
・小原
最初、遅刻してしまったことが最大の反省点です。樹林帯を抜けたのは初めてで印象に残りました。
・小林
今回は特に大きな問題がなく、楽しく山に行けました。良かった点は、就寝時間を守れたこと、バテたりしなかったことです。反省点は爪を切らなかったので爪が指に当たり、痛くなったことです。
・長谷川
バテなかったので良かったです。楽しかった。松本駅でガリガリ君を食べられなかったのが残念だった。
・福田
まずコッヘルをきちんと洗えなかった事です。今度からはちゃんと時間を取って洗いたいです。良かった点は水が無くならなかった事です。次回もまた無くならないようにしたいです。
・小田
初めて常念岳に登った。本格的な山だったがとても楽しかった。反省は、カレーを食べすぎた上に高カロリーのようかんを建石くんからもらったので、かなり気持ち悪くなってしまったことだ。
・建石
初めて2500m以上の山々に登った。森林限界までは長く感じたが、過ぎてからは楽しかった。反省は最終日に転びまくったことで、最後まで気を緩めないように今度はしたい。
・高橋
蝶ヶ岳までの登りが一番厳しかった。水不足に個人的には陥ったので、次からは気を付ける。
防寒は予想以上に必要だった。
・辛
忘れ物を減らしたいと思います。そして、水分の調整は怠らないようにしたいです。

●全体の反省
忘れ物や遅刻、体調不良などのトラブルが目立った。各人意識を持ってほしい。
また、低学年で言えば山でのマナーについても意識させる必要がある。
人数が増えてきた今、だんだん統率も難しくなってきているし、意識の低下が目立つ。次の代は上級生が少なく、下級生が多いので、目が全体にいきわたらないことも多々あるだろう。連れて行ってもらうのではなく、自分で山に行く、という考えを持ってほしい。厳しいことを言うようだが意識がないままで山に行くぐらいなら最初から山なんて行かない方がよっぽど安全である。
さらに準備会でも一生懸命働いている人がいる一方で大勢人数がいても仕事がなく、働いている人の隣で遊んでいる者も見受けられた。人数が多い中仕事の役割分担をどうするかなども今後の課題であろう。
これから高1が部活を仕切っていくことになるが、今回の合宿の反省点などを踏まえて、全員が協力してより良い部活にしていってほしい。


以上です。