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塔ノ岳にて。

こんにちは。部長の渡邊耕坪です。
そろそろ暖房が恋しくなってきました。
部室にはまだ暖房が来ないらしく、部活のたびに寒い思いをしております。。
さて、少し遅くなってしまいましたが、11月山行の報告書です。
反省文も掲載するので少々長くなると思いますが、最後までお付き合いしていただけると幸いです。

目的地:丹沢山 山と高原地図28 丹沢
11月10日~11月11日

参加者:
高1
L・渡邊 耕坪
SL・飯田 大雅
・月森 十色

中三
・尾島 暢彦
・吉田 直樹
・寺元 亮
・茂木 武統
・楊 欣海 
・百合本 大夢

中二
・久保 俊太
・川崎 哲太
・後藤 光
・川口 航平
・今井 健太
・渡辺 大祐
中一
・小田 宗一郎
・佐藤 薫   
・長谷川 篤紀
・小林 将大
・小原 健人
・福田 英史
・建石 航希

記録
10日
09:00 集合
10:20 大倉出発
11:00 大倉高原山の家到着
15:30 炊事開始
20:00 就寝

11日
05:15 大倉山の小屋
  出発
06:06 休憩
  一名体調不良
06:16 出発
07:35 塔の岳
07:50 出発
09:00 丹沢山
09:20 出発
10:10 塔の岳
10:25 出発
11:23 堀山の家
11:33 出発
12:22 大倉山の小屋
到着
13:30 出発
14:05 大倉到着

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大倉にて。

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いよいよ出発。

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大倉高原山の家にて。テントを張り終わり自由時間。

夕ご飯はハヤシライスでしたが、写真を撮り忘れてしまいました…。 すみません。

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夜景がきれいでしたが、写真でとるといまいち。

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一本目の休憩。

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鹿がいました。 

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紅葉がきれいです。

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丹沢山山頂。

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富士山を一枚。雲行きが怪しくなってきました。ちなみにテント撤収してから雨がザーザー降ってきました。

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ゆるゆると下山。お疲れ様です。



反省文
渡辺
今回から正真正銘のリーダーをやらせてもらった。
結果は芳しくなかった。表面だけ見れば、事故がなくてよかった、素晴らしい山行だった、ということも出来なくはないかもしれない。
でもそれだけでは絶対にダメだと最近の山行を見てつくづく感じる。 
隊列の乱れ、すれ違い時の対応、下山時の空気 etc…。
多くは個人の意識の低さが問題だが、すれ違いと隊の乱れの問題は先頭(中3)の経験不足によるところが大きい。
そのような後輩の経験不足を補うように指導をしていくのが上級生の仕事だと思う。現在先頭を満足にこなせる人材は山岳部内に少ない。
その中でいかに次世代を教育していくかが今後の課題ではないだろうか。
朝食のお茶漬けの素を紛失した中一がいた。夏合宿でも似たようなことが起きていた。もはや論外である。どうも中一には何かが足りないようだ。

行動中に体調不良の者がいたので、少し休ませてから一緒についていき、本隊と合流した。これについてはスムーズに対応できてよかったと思う。
それと集合時間に遅れた人は一人だけでした。遅れるときは連絡してほしいです。

自分自身の反省としては、まず個装の水が非常に少なかったことである。空ペットボトルを借りて事なきを得たがこれは大いに反省しなければならない。
就寝時間は守ったが、結構ギリギリだった。もう少し早めに寝る準備をするようにしなければならない。
最後に帰りのバスの乗車。これが今回の山行で自分がもっとも反省すべき点である。コースタイムを参考に出発を遅らせた結果、雨が降り始め、バスにも数人しか乗れなかった。このようなことは二度と繰り返してはならないと反省した。

先が思いやられるが冬合宿までにはこれらの問題は全て解決されていなければならない。課題の多さに驚く山行だった。

飯田
今回は、冬合宿に向けての準備という側面もあったと思うが、非常に課題の残る結果に終わったと感じた。
天気も悪くなく、怪我もなく無事に帰ることができたのは喜ぶべきことであるが、登山中のマナーや天幕場での行動では、意識の低さが露呈した。
登山道では大人数だから積極的に道を譲る、一列になって歩くなど、最低限のことはできるようにならなければならない。このことは、登山中にリーダーが注意していたのにも関わらず、それを実行できていなく、これは冬合宿では事故にも繋がりかねない。
また、僕のテントに限ったことだが、朝食のお茶漬けの素をなくした中一がいた。食料というのは、命に関わるもので、紛失というのは言語道断である。
冬合宿が始めての人も多い中、この状態では何かしらの事故はおきるであろう。上級生も含め、中一ももうお客様ではないのだから、しっかりと各人が自覚を持ち、部全体の意識を高め、冬合宿のために備えていきたい。

月森
今回の山行では、久しぶりの参加ということもあって、体力面に問題が残ると思う。
装備などはあまり問題は無かったので、その点は良かったが、次回はもっと入念に準備をして参考に望みたいと思う。 最後の方に天気が若干崩れてしまったが、全体的には好天で景色も綺麗だった。 自分としては、とても楽しい山行になった。


トイレットペーパーを忘れてしまった。
肉を先に炒めてしまい、玉葱に火を通すのが大変だった。
茂木
11月ということで、冬用の防寒着など、寒さ対策をとっていたが、実際には必要なかった。、また、山行自体について、行程はコースタイム通りに進んでいたので、良いペースで歩けたと思う。
ただ、今回の山行で一番思ったことは、お茶漬けを廃止するべきということである。二日目の朝のうちは、気持ち悪かった。
吉田
ヘッドライト山行をすると昼間なら絶対に迷わないような場所でも周りが見えなくて迷ってしまったり、後ろを見てもついて来てるとわかるのはせいぜい五人が限界で後ろの方は全く視認出来ないので避けるべきだと思いました。
寺元
ライトの電池交換をし忘れていて非常に暗かった。ちゃんと準備をして万全な状態で次からの山行に臨みたい。
体力ももっとつけなければいけないと思った。日々の練習をしっかりやりたい。
百合本
隊列を乱してしまったり、前の人にぶつかってしまったりしたことです。
尾島
初日に先頭だった時、早く歩いてしまい、ペースを乱してしまったので申し訳ないです。
また、中三なのに米を炊くことに失敗してしまったので、今後料理をもっと上手に作れるようになりたいです。

後藤
新聞紙を持ってくるのを忘れた。
マニュアルはやはり正しかった。※補足 米を炊くマニュアルのこと
久保
タオルを忘れてしまったので、忘れ物をしないようにしたい。
川崎
今回の山行では前々から言われている通り後ろから先頭への指示が行き渡りにくく、また、毎回の行動が全体的に遅かったと思う。
後半の下りでは前の2つの点により他の登山者に迷惑をかけてしまった。
今後気をつけていきたい。
今井
今回の山行での反省点は、2日目の途中で吐き気をもよおして遅れてしまって周りに迷惑をかけてしまったことです。
その後1時間で前と合流できたのでよかったです。
一緒に付き添ってくださった部長には感謝しています。
それ以外のことは大体上手くいったと思います。夜景も富士山もキレイに見えて、充実した山行でした。
次はいよいよ冬合宿なので、気を引き締めて望みたいと思います。
渡辺
今回の山行での個人的な反省点は防寒着の不足です。実際に足りなくなることはありませんでしたが思っていたより寒く感じました。来月には冬合宿もあるので寒さへの備えは万全にしたいと思います。全体での反省点は隊列の乱れや他の登山者への配慮といったことだと思います。特に隊列の乱れは行動の基本だと思いますし、他の登山者の方を避けるときにも影響するだろうと思います。他の方への配慮は特に重要なことだと思うので大きな問題だと感じました。
川口
体力的にはそれほどきつくありませんでしたが、靴紐がほどけて、靴擦れを起こしてしまったので靴紐を今まで以上にしっかり結ぼうと思います。

福田
2Lペットボトルを持ってこなかった。
コッヘルをちゃんと洗えなかった。
建石
2Lペットボトルを用意できなかった。
アタックザックにつめるものをもうちょっと確認すべきだった。
小原
水筒を出発前に汲むのを忘れていたので今度から気を付けようと思った。
長谷川
お茶漬けが二つ行方不明になったので、次からは気を付けたいです。
小田
丹沢は二回目でしたが、今回は夜景もきれいで、楽しく登れてよかったです。
小林
今回の山行で良かった事は、夏合宿の反省を踏まえて、寝袋の袋やヘッドライトを分かりやすいところにおいたため、朝迷わずに済んだ事や、水を摂る量を考えて飲んだ事、それに上着をたくさん持ってきたため体温調節が良くできた事です。
逆に悪かった事は、天気が悪いと分かっているにもかかわらず、折りたたみ傘を持ってきていなかったので、バス停でバスを待っている時不便だったことです。山行の時は、天気を見てから来るようにしたいです。
大体晴れて、紅葉や夜景、遠くの景色がよく見えて良かったです。
佐藤
荷物整理に時間がかかりすぎたことと、持っていった水が少なすぎたことです。

全体の反省

●米の炊き方の徹底
米は確実な炊き方が確立したが、その炊き方を部員に徹底する必要がある。
●お茶漬け問題
前々から言われてきた朝食のお茶漬けの消化の悪さ。歩いているうちに戻してしまいそうになる者も多い。
最良と思われる作り方で作ったテントでもこのようなことが起きたため、作り方の問題ではないと思われる。
廃止も視野に入れて検討する必要があるのではないか。
●テント内での土足厳禁
中一に多い印象。登山靴を脱ぐのが面倒なのか履いたまま膝立ちでテント内で作業する者がいる。
テントの中に土砂が入るだけでなく、冬になれば雪が入り最悪の状態になるので絶対にやめてほしい。
●隊列の乱れ
話を聞けば先頭から乱れていたという。意識が低いと言わざるを得ないが、今後の後輩に対する教育が肝になるだろう。
●テントの点検
フライが満足に張れないテントがあった。急遽細引きで対応したが、このようなことは絶対にあってはならない。
準備会での確認が最近荒くなっているのではないだろうか。
良かった点
●靴ひもで止まることが少なかった。
細かいことだがうれしいことだ。隊列が長くなるにつれて停止することに対する労力は多くなる。
●ペース
終始ペースは安定していた。コースタイムを大きく逸脱することもなく、良いペースだった。
●米の炊き方
ついに米の炊き方が確立した。この炊き方に従えば失敗することはない。あとはこれを徹底するだけである。

その他
●日の出前出発に関して
暗闇の中の行動は慣れていないものが多いが、今回は大きな失敗もなく、上手くいって良かった。
後ろから見ると問題はなかったが、先頭からではヘッドライトの逆光で隊列の状態が確認できないという。
そのような中で先頭を務めてくれた中三に感謝とともに、若干の選出ミスを感じる。。
日の出前の行動の難しさを改めて確認したが、視界が悪くても最低限の行動はできるようにならなくてはならないだろう。