2017年度 冬合宿 A班 報告書

目的地 燕岳
日程 12月22日~12月24日

参加者
高1 布施田 大真、加藤 壮一郎、石橋 拓人
中3 田中 春陽、越井 丈朗、河村 英洋、オズボーン朝人 以上7人
顧問
江田先生、太田先生

記録
1日目
10時58分 宮城ゲート 出発
11時37分~11時47分 休憩
12時42分~12時53分 休憩
13時47分~13時57分 休憩
14時36分~14時46分 休憩
15時01分 中房温泉着
2日目
06時09分 出発
07時03分~07時12分 休憩 第一ベンチ
08時03分~08時12分 休憩 第二ベンチ アイゼン装着
09時16分~09時26分 休憩
10時08分~10時18分 休憩
11時25分~11時35分 休憩
11時50分 合戦小屋着、幕営
3日目
06時25分 出発
07時15分~07時25分 休憩 第三ベンチ
08時24分~08時34分 休憩 第一ベンチ
09時07分~09時17分 休憩 中房温泉
10時11分~10時21分 休憩
11時11分~11時21分 休憩
12時07分~12時17分 休憩
12時45分 宮城ゲート着
13時25分 穂高駅にて解散
総括
今回の合宿は1日目に20キロほどの重装備で林道を13キロ歩き、2日目に燕岳に登るというハードな行程の山行を計画した。
雪山山行をする上で身につけておくべき注意力や持久力などの体力の向上、雪山登山で必要な道具を使いこなすこと、雪山と夏山の違いを体感すること、その結果として、安全で達成感のある山行を実現することを目標とした。
しかし、1日目の林道歩きの最後の方でバテている様子の部員がいた。その時に部員の状況をリーダーの役目として丁寧に確認するべきだった。そして2日目の最初からその部員に声かけなどをして、もっと気遣うべきだった。2日目の山行中、その部員がバテる前に団装、個装を分けるという最善の方法を取れなかった判断の甘さが悔やまれる。結果として、バテてから団装を分けることになった。これからは部員の様子に注意して行動したい。小休止、大休止ごとに部員同士でコンディションの確認をするようにしたい。また、日常の部活動も工夫したい。今後は重装備の状態で長距離の山行に耐えうる力をつけられるようなトレーニングを取り入れるべきだと実感した。
今回、寒いなどの体調不良を訴える部員がいなかったこと、モチベーションを保って山行ができたことが良かったと思う。各部員、しっかりと防寒対策を取り、目的意識を持って臨んだからだと思う。今後も安全な冬山山行を実行するために日頃から十分に備えていきたい。
今回、脱落者が出なかったことは各部員の頑張りによるものだと思う。皆よく頑張ってくれました。お疲れ様でした。引率して下さった顧問の先生方もありがとうございました。

反省文
布施田
今回、試験前に作業の日程表を配った。
日程表通りに作業が進み、団装を通常の合宿より早く配布することができて良かった。
これからの合宿の際も日程表を作りたいと思う。

A班は途中の合戦小屋で引き返すという結果になり残念です。今回はメンバーの途中のバテが原因だと思う。これからはメンバーの体調に気を配り、メンバーがバテる前に団装、個装の分解をしバテを防ぎたい。 また普段の部活でのトレーニングをしっかりと行い部員の体力向上をはかりたい。

B班はまだ雪山の登山経験が少ないため、赤城山を目的地にした。しかし、雪がほとんどなく雪山登山技術の習得という目的を果たすことができず残念だ。これからの月例山行でアイゼンを使った登山を経験してほしいです。

個人的な反省点
足の小指が出血してしまったこと。靴の中で小指に大きな負荷がかかってしまい出血した。これからは小指に負荷がかからないように歩きたい。
また朝のテントの撤収で時間がかかってしまいもう1つのテントの人たちを待たせてしまったことです。テント長としてもっと指示を出し、率先して動くべきだった。
リーダーとして、休憩ごとに計画書に記載されている所要時間と実際にかかった時間を確認することを怠っていた。この作業を行えば、隊のペースを確認することができペースが遅いことを部員がバテル前に気付くことができた。これからは毎休憩ごとにペースを確認し、遅くなった時はペースの遅い部員の荷物を軽くするという対応をしたい。
トイレットペーパーが2日目の夜に切れてしまったので、これからは多めに持っていきたい。引率部員の状態を小休止などの要所要所でもっと注意深く見るべきだったし、合宿前から心に留めている部員がいるのならば、尚更声をかけるなどして積極的に様子を見るべきだった。あとは、何かを決断することに対してもっと早くできるようにしたい。楽観的な様子見はするべきではないと感じた。今回、a班に参加した部員は各自がそれぞれに頑張っていたと思う。長い林道を歩ききったことは今後の部活動での自信につながると思う

加藤
今回の合宿は合戦小屋で撤退となりましたが、冬山の厳しさを体感出来たので、自分の中では良い山行でした。1日目の13kmの行程はとても辛く、自分の体力の無さを痛感しました。2日目は下見で同じ道を歩いていたので、個人的には大丈夫でしたが、昨日の疲労が溜まっているせいか、ペースが全体的にかなり遅いように感じました。3日目は下りで20km近く歩いたので、本当につらかったです。また、ポケットに沢山物を入れていたせいで、腰ベルトが上手く閉まらず、体に大きく負担がかかったので、これからはポケットに何も入れず、ザックを背負おうと思いました。調理面では、太田さんや後輩の助けもあり、どれも美味しく出来ました。他に反省すべき点としては、テントにアイゼンを忘れかけた事です。この為、テント本体を畳む時に、中にアイゼンがあった為、上手く畳めず、時間をかなりロスしてしまいました。これからは気をつけてテントを出ようと思います。今回の山行は全体的に行程がかなりキツく、撤退はしましたが、皆全力を尽くせたと思いました。恐らくこれを超える辛さの行程の登山は無いと思うので、春合宿や他の冬山は間違いなく登頂出来ると思います。

石橋
夏山とは違った山を楽しむことができました。個装団装ともに忘れ物がなかったのがよかったです。山頂からの景色を見てみたい気持ちもありました。

越井
今回の山行は、2日目に予定していた燕山荘まで行けず、合戦小屋で停滞することになってしまった。原因は、長すぎた行程にあると思っている。時間(コースタイム)的には余裕でも、1日目に12km歩いた上に、2日目にあの距離を歩くのは長すぎたのではないかと思う。常念岳を思い出させる山行だった。おそらく止めていなければ、そのまま燕山荘まで頑張っていたのではないかと思うくらいだった。しかも、合戦小屋でテントを立てた後、これも止めなければいけるところまで行っていたのではないかと思われる。
体力不足が指摘されている点もあるが、多くの人がそれなりに疲れていたようで、そのまま歩いていたら予備日にははみ出す可能性もあったのではないかと思う。時間的な問題だけでなく、体力的な問題も含めてこれからは計画を立て、より良い判断ができるようになっていっていただけると良いと思う。
また、2日目の朝の撤収時に、もう一つのテントの撤収が遅く、外で待つことになったのが気になった。2日目のそこまで寒くない場所でのことだったので良かったが、これが寒いところで起こるのはあまり良いことではない。原因として考えられるのが、2つのテントでのそれぞれの経験者の人数の偏りだ。団装をわける都合上など仕方がない部分もあるのかもしれないが、もう少し経験者もうまく分けたほうが良かったのではないかと思う。
さらに、関連した問題として、もう一つのテントの部員のパッキングが滅茶苦茶で、1回目の休憩で外付けしていた装備を少しつけ直すまで、負担が大きくなる背負い方をしていたということがあった。これも、経験者を二つのテントにうまく分けていたら起こらなかった問題かもしれない。そういったことも考える必要があるかもしれない。
関連して気になったのが、そういった部員のパッキングの雑さだ。80Lのザックにもかかわらず、大量の装備を外付けしていた。非常に背負いずらそうだった。パッキングの仕方も指導すべきだと思うし、また、こういったことには積極的に直すようにさせていくべきだと思う。結果として楽になり、よりはやく行程を消化できるようになる。
今回はスコップを1つしか持っていかなかったようだが、当初の計画通りでは、14時まで歩いた末に、外で、雪をテントのスカートにかけるために寒さの中を待たなければいけなくなったのではないだろうか。そう考えるとスコップは2つあったほうが良かったのではないかと思う。
2日目に合戦小屋で停滞したことに関してだが、疲れてペースが落ちた部員の荷物を分配するのが今回は少し遅かったと思う。そういったことも、思った時に積極的に提案できるようにしていきたい。

ここまで上の代の文句ばかりを書いてきたが、今回は、事前に計画表を作り、はやめに準備をした。その新しい試みは、その日どこまでやるかがしっかりとわかって良いと思う。この代で初めての山行なので仕方がない点も多いかも
しれないが、このようにこれまでより改善されてきている点も多いので、続けて行っていただきたい。今回は、そこそこ部活に参加できたので、これからも続けていきたい。
ちなみに、アイゼンをつける・はずすのタイミングは良かったと思う。
他に気になった点として、手袋を外してからスパッツやアイゼンをつけている人がいた。手袋をしたままつけられるように練習すべきだと思う。
また、前回(下見山行?)の反省を活かして少なめの水で、大きいほうの鍋で鍋を作ったのは良かったと思う。


今回は、個人での準備もそれなりにはやめにすることができ、山行前にしては早めに寝れた。それは良かったと思う。一方、時計の充電やバッテリーを十分に充電できなかった、電池を買い忘れていたなど、まだまだ準備不足な点もあった。これからももっとはやく準備をするように改善していきたい。
また、朝方にヘッドランプの電池残量が少なくなり、光量が少なくなって、ヘッドランプを交換するためにバックの深くをあさるということがあった。ヘッドランプなど、交換が想定されるものは、バックの浅いところに入れておきたい。
今回は、パッキングが比較的うまくいき、左右均等を意識して荷物を詰めることができた。また、朝に装備を詰める時に、あとで入れるフライなどのことを考えてパッキングをすることができた。これからも続けたい。
テントを建てる時、ポールを本体やフライにはめる時に、強い力が必要だったので、もう少し強い力を出せるようにしたい。
また、そこまで重要ではないものの、あると便利だったりするものを、準備の時に見つけることができなかった。今後はなるべく早めに片付けをして、装備品の手入れをするようにしたい。
他に気になった点として、防寒を整えることはしていたため、夜もそこまで寒くはなかったものの、足の先の部分が少し寒かった。足の先に手袋などの乾かすために寝袋にいれていたものを動かすことで対応したので、最初からしておくようにしたい。また、夜に呼吸をした結露がシュラフカバーにつくのも、不快にならないような工夫を続けたい。さらに、夜にトイレに行きたくなったので、もう少し着込むべきだったのかもしれない。もう少し防寒具を多く持っていくこととともに、気をつけたい。
今回はレイヤリングもうまくいき、1日の行程の中で、ジッパーの開け閉めだけでほぼ同じ服装で歩くことができ、少し暑いところもあったものの、寒いこともなかった。これからもそういったことを意識していきたい。
初日や3日目何回か滑って転んでしまったので、そういったことにとっさに対応できるようにしておきたい。手に持っているものを地面に叩きつけることは避けたい。


今回の山行は、2日目に途中までしか行けなかったという結果になってしまったが、このメンバーではここまでだったと思う。先まで行きたいならば、さらにトレーニングをするべきだろう。
小さな反省点はたくさんあったものの、そこまで大きな反省点はなかったと思う。これからも部活に参加し、トレーニングなどをして、体力をつけていきたい。

田中
今回の反省点としてはエアマットが挙げられると思います。私が使っているエアマットはデコボコしていて上で火などが扱いづらかったり、場所がズレやすかったりといった問題点があり、割と本気で買い替えを検討した方が良いように感じました。

河村
今回の山行の反省点は行程が厳しく、体力的に難しかったことである。次からは部活以外でもランニングをするなどして体力を補いたい。

オズボーン
今回の反省点はパッキングがうまくいかなかったことです。上着を外付けして濡れてしまったり、ポールを下手に外付けして体力を消耗したり、いろいろと不都合なことがおきたのでこれからはパッキングの練習をします。

写真
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1日目の休憩中です。ひたすら舗装道、林道を歩きました。7BC66EA6-D0E7-4D38-BC54-E62E415C4DE0
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初日テントを張った中房温泉とそのテント場です。
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2日目の休憩中です。樹林帯を歩きました。
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2日目宿泊した合戦小屋(右)とテント場です。
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2日目のテント内の様子です。テント場付近の雪を溶かして個装水を作る体験をしました。
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3日目の朝の様子です。みんなテントから出て日の出を見ました
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3日目の宮代ゲートでタクシー待ち。
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タクシーの運転手のご好意で穂高駅をバックに集合写真を撮ってくださいました。ありがとうございます。

今回は体力・準備不足により合戦小屋にテントを張り下山するという結果になりました。今後は今回の反省を生かしてトレーニングや準備部活に望むようにしたいです。
2017年度 冬合宿 A班 報告書

目的地 燕岳
日程 12月22日~12月24日

参加者
高1 布施田 大真、加藤 壮一郎、石橋 拓人
中3 田中 春陽、越井 丈朗、河村 英洋、オズボーン朝人 以上7人
顧問
江田先生、太田先生

記録
1日目
10時58分 宮城ゲート 出発
11時37分~11時47分 休憩
12時42分~12時53分 休憩
13時47分~13時57分 休憩
14時36分~14時46分 休憩
15時01分 中房温泉着
2日目
06時09分 出発
07時03分~07時12分 休憩 第一ベンチ
08時03分~08時12分 休憩 第二ベンチ アイゼン装着
09時16分~09時26分 休憩
10時08分~10時18分 休憩
11時25分~11時35分 休憩
11時50分 合戦小屋着、幕営
3日目
06時25分 出発
07時15分~07時25分 休憩 第三ベンチ
08時24分~08時34分 休憩 第一ベンチ
09時07分~09時17分 休憩 中房温泉
10時11分~10時21分 休憩
11時11分~11時21分 休憩
12時07分~12時17分 休憩
12時45分 宮城ゲート着
13時25分 穂高駅にて解散
総括
今回の合宿は1日目に20キロほどの重装備で林道を13キロ歩き、2日目に燕岳に登るというハードな行程の山行を計画した。
雪山山行をする上で身につけておくべき注意力や持久力などの体力の向上、雪山登山で必要な道具を使いこなすこと、雪山と夏山の違いを体感すること、その結果として、安全で達成感のある山行を実現することを目標とした。
しかし、1日目の林道歩きの最後の方でバテている様子の部員がいた。その時に部員の状況をリーダーの役目として丁寧に確認するべきだった。そして2日目の最初からその部員に声かけなどをして、もっと気遣うべきだった。2日目の山行中、その部員がバテる前に団装、個装を分けるという最善の方法を取れなかった判断の甘さが悔やまれる。結果として、バテてから団装を分けることになった。これからは部員の様子に注意して行動したい。小休止、大休止ごとに部員同士でコンディションの確認をするようにしたい。また、日常の部活動も工夫したい。今後は重装備の状態で長距離の山行に耐えうる力をつけられるようなトレーニングを取り入れるべきだと実感した。
今回、寒いなどの体調不良を訴える部員がいなかったこと、モチベーションを保って山行ができたことが良かったと思う。各部員、しっかりと防寒対策を取り、目的意識を持って臨んだからだと思う。今後も安全な冬山山行を実行するために日頃から十分に備えていきたい。
今回、脱落者が出なかったことは各部員の頑張りによるものだと思う。皆よく頑張ってくれました。お疲れ様でした。引率して下さった顧問の先生方もありがとうございました。

反省文
布施田
今回、試験前に作業の日程表を配った。
日程表通りに作業が進み、団装を通常の合宿より早く配布することができて良かった。
これからの合宿の際も日程表を作りたいと思う。

A班は途中の合戦小屋で引き返すという結果になり残念です。今回はメンバーの途中のバテが原因だと思う。これからはメンバーの体調に気を配り、メンバーがバテる前に団装、個装の分解をしバテを防ぎたい。 また普段の部活でのトレーニングをしっかりと行い部員の体力向上をはかりたい。

B班はまだ雪山の登山経験が少ないため、赤城山を目的地にした。しかし、雪がほとんどなく雪山登山技術の習得という目的を果たすことができず残念だ。これからの月例山行でアイゼンを使った登山を経験してほしいです。

個人的な反省点
足の小指が出血してしまったこと。靴の中で小指に大きな負荷がかかってしまい出血した。これからは小指に負荷がかからないように歩きたい。
また朝のテントの撤収で時間がかかってしまいもう1つのテントの人たちを待たせてしまったことです。テント長としてもっと指示を出し、率先して動くべきだった。
リーダーとして、休憩ごとに計画書に記載されている所要時間と実際にかかった時間を確認することを怠っていた。この作業を行えば、隊のペースを確認することができペースが遅いことを部員がバテル前に気付くことができた。これからは毎休憩ごとにペースを確認し、遅くなった時はペースの遅い部員の荷物を軽くするという対応をしたい。
トイレットペーパーが2日目の夜に切れてしまったので、これからは多めに持っていきたい。引率部員の状態を小休止などの要所要所でもっと注意深く見るべきだったし、合宿前から心に留めている部員がいるのならば、尚更声をかけるなどして積極的に様子を見るべきだった。あとは、何かを決断することに対してもっと早くできるようにしたい。楽観的な様子見はするべきではないと感じた。今回、a班に参加した部員は各自がそれぞれに頑張っていたと思う。長い林道を歩ききったことは今後の部活動での自信につながると思う

加藤
今回の合宿は合戦小屋で撤退となりましたが、冬山の厳しさを体感出来たので、自分の中では良い山行でした。1日目の13kmの行程はとても辛く、自分の体力の無さを痛感しました。2日目は下見で同じ道を歩いていたので、個人的には大丈夫でしたが、昨日の疲労が溜まっているせいか、ペースが全体的にかなり遅いように感じました。3日目は下りで20km近く歩いたので、本当につらかったです。また、ポケットに沢山物を入れていたせいで、腰ベルトが上手く閉まらず、体に大きく負担がかかったので、これからはポケットに何も入れず、ザックを背負おうと思いました。調理面では、太田さんや後輩の助けもあり、どれも美味しく出来ました。他に反省すべき点としては、テントにアイゼンを忘れかけた事です。この為、テント本体を畳む時に、中にアイゼンがあった為、上手く畳めず、時間をかなりロスしてしまいました。これからは気をつけてテントを出ようと思います。今回の山行は全体的に行程がかなりキツく、撤退はしましたが、皆全力を尽くせたと思いました。恐らくこれを超える辛さの行程の登山は無いと思うので、春合宿や他の冬山は間違いなく登頂出来ると思います。

石橋
夏山とは違った山を楽しむことができました。個装団装ともに忘れ物がなかったのがよかったです。山頂からの景色を見てみたい気持ちもありました。

越井
今回の山行は、2日目に予定していた燕山荘まで行けず、合戦小屋で停滞することになってしまった。原因は、長すぎた行程にあると思っている。時間(コースタイム)的には余裕でも、1日目に12km歩いた上に、2日目にあの距離を歩くのは長すぎたのではないかと思う。常念岳を思い出させる山行だった。おそらく止めていなければ、そのまま燕山荘まで頑張っていたのではないかと思うくらいだった。しかも、合戦小屋でテントを立てた後、これも止めなければいけるところまで行っていたのではないかと思われる。
体力不足が指摘されている点もあるが、多くの人がそれなりに疲れていたようで、そのまま歩いていたら予備日にははみ出す可能性もあったのではないかと思う。時間的な問題だけでなく、体力的な問題も含めてこれからは計画を立て、より良い判断ができるようになっていっていただけると良いと思う。
また、2日目の朝の撤収時に、もう一つのテントの撤収が遅く、外で待つことになったのが気になった。2日目のそこまで寒くない場所でのことだったので良かったが、これが寒いところで起こるのはあまり良いことではない。原因として考えられるのが、2つのテントでのそれぞれの経験者の人数の偏りだ。団装をわける都合上など仕方がない部分もあるのかもしれないが、もう少し経験者もうまく分けたほうが良かったのではないかと思う。
さらに、関連した問題として、もう一つのテントの部員のパッキングが滅茶苦茶で、1回目の休憩で外付けしていた装備を少しつけ直すまで、負担が大きくなる背負い方をしていたということがあった。これも、経験者を二つのテントにうまく分けていたら起こらなかった問題かもしれない。そういったことも考える必要があるかもしれない。
関連して気になったのが、そういった部員のパッキングの雑さだ。80Lのザックにもかかわらず、大量の装備を外付けしていた。非常に背負いずらそうだった。パッキングの仕方も指導すべきだと思うし、また、こういったことには積極的に直すようにさせていくべきだと思う。結果として楽になり、よりはやく行程を消化できるようになる。
今回はスコップを1つしか持っていかなかったようだが、当初の計画通りでは、14時まで歩いた末に、外で、雪をテントのスカートにかけるために寒さの中を待たなければいけなくなったのではないだろうか。そう考えるとスコップは2つあったほうが良かったのではないかと思う。
2日目に合戦小屋で停滞したことに関してだが、疲れてペースが落ちた部員の荷物を分配するのが今回は少し遅かったと思う。そういったことも、思った時に積極的に提案できるようにしていきたい。

ここまで上の代の文句ばかりを書いてきたが、今回は、事前に計画表を作り、はやめに準備をした。その新しい試みは、その日どこまでやるかがしっかりとわかって良いと思う。この代で初めての山行なので仕方がない点も多いかも
しれないが、このようにこれまでより改善されてきている点も多いので、続けて行っていただきたい。今回は、そこそこ部活に参加できたので、これからも続けていきたい。
ちなみに、アイゼンをつける・はずすのタイミングは良かったと思う。
他に気になった点として、手袋を外してからスパッツやアイゼンをつけている人がいた。手袋をしたままつけられるように練習すべきだと思う。
また、前回(下見山行?)の反省を活かして少なめの水で、大きいほうの鍋で鍋を作ったのは良かったと思う。


今回は、個人での準備もそれなりにはやめにすることができ、山行前にしては早めに寝れた。それは良かったと思う。一方、時計の充電やバッテリーを十分に充電できなかった、電池を買い忘れていたなど、まだまだ準備不足な点もあった。これからももっとはやく準備をするように改善していきたい。
また、朝方にヘッドランプの電池残量が少なくなり、光量が少なくなって、ヘッドランプを交換するためにバックの深くをあさるということがあった。ヘッドランプなど、交換が想定されるものは、バックの浅いところに入れておきたい。
今回は、パッキングが比較的うまくいき、左右均等を意識して荷物を詰めることができた。また、朝に装備を詰める時に、あとで入れるフライなどのことを考えてパッキングをすることができた。これからも続けたい。
テントを建てる時、ポールを本体やフライにはめる時に、強い力が必要だったので、もう少し強い力を出せるようにしたい。
また、そこまで重要ではないものの、あると便利だったりするものを、準備の時に見つけることができなかった。今後はなるべく早めに片付けをして、装備品の手入れをするようにしたい。
他に気になった点として、防寒を整えることはしていたため、夜もそこまで寒くはなかったものの、足の先の部分が少し寒かった。足の先に手袋などの乾かすために寝袋にいれていたものを動かすことで対応したので、最初からしておくようにしたい。また、夜に呼吸をした結露がシュラフカバーにつくのも、不快にならないような工夫を続けたい。さらに、夜にトイレに行きたくなったので、もう少し着込むべきだったのかもしれない。もう少し防寒具を多く持っていくこととともに、気をつけたい。
今回はレイヤリングもうまくいき、1日の行程の中で、ジッパーの開け閉めだけでほぼ同じ服装で歩くことができ、少し暑いところもあったものの、寒いこともなかった。これからもそういったことを意識していきたい。
初日や3日目何回か滑って転んでしまったので、そういったことにとっさに対応できるようにしておきたい。手に持っているものを地面に叩きつけることは避けたい。


今回の山行は、2日目に途中までしか行けなかったという結果になってしまったが、このメンバーではここまでだったと思う。先まで行きたいならば、さらにトレーニングをするべきだろう。
小さな反省点はたくさんあったものの、そこまで大きな反省点はなかったと思う。これからも部活に参加し、トレーニングなどをして、体力をつけていきたい。

田中
今回の反省点としてはエアマットが挙げられると思います。私が使っているエアマットはデコボコしていて上で火などが扱いづらかったり、場所がズレやすかったりといった問題点があり、割と本気で買い替えを検討した方が良いように感じました。

河村
今回の山行の反省点は行程が厳しく、体力的に難しかったことである。次からは部活以外でもランニングをするなどして体力を補いたい。

オズボーン
今回の反省点はパッキングがうまくいかなかったことです。上着を外付けして濡れてしまったり、ポールを下手に外付けして体力を消耗したり、いろいろと不都合なことがおきたのでこれからはパッキングの練習をします。

写真
2F1F6EBD-26F7-495A-93F1-49C5D2440C8B

1日目の休憩中です。舗装道や林道をひたすら歩きました。
A0AD75D2-0E10-45CE-8E73-808FDDD47581
7BC66EA6-D0E7-4D38-BC54-E62E415C4DE0

1日目のテント場と中房温泉です。登山客は少なめでした。
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2日目の休憩中です。樹林帯を歩きました。
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2日目急遽宿泊することになった合戦小屋(右)とテント場です。スペースはあまりありませんでした。
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2日目のテント内での様子です。テント場付近の雪を溶かして個装水をつくる体験をしました。
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3日目の朝の様子です。みんなテントから出て日の出を見ていました。
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3日目の宮代ゲートでタクシーを待つ様子。
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タクシーの運転手のご好意で穂高駅をバックに集合写真を撮ってもらいました。お疲れ様です。

今回は体力、準備不足により合戦小屋にテントを張り下山するという結果になりました。今後は今回の山行の反省を生かしてトレーニングなどに励んで行きたいです。