学問に励むトラ ベンガクトラ

⑴目的地:爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳
  集合:7月22日(月)~24日(水)
  目的:重い荷物を持った状態の歩行の練習  景色のいい山を楽しむ

⑵参加者
高2
L オズボーン朝人
SL田川 斗馬
・宮下 涼太郎
高1
・戸高 應佑
中3
・中村 望
・中村 瑠希
中2
・羽柴 俊輔
中1
・ 高橋和輝
顧問
・太田 隼
・山本 哲裕

⑶行程
1日目
11:58 扇沢 出発

12:30 休憩

13:15 高橋のけが

13:36 引き返しを決定

14:21 休憩
14:45 休憩終了

15:04 扇沢 到着

2日目
05:02 扇沢 出発

05:30 休憩

06:15 休憩

07:00 休憩

07:35 休憩

08:25 休憩

09:32 中村望がバテかけたので停止
09:37 出発

09:45 種池山荘

3日目
03:55 種池山荘 出発

04:24 爺が岳南峰
04:29 出発

04:44 中峰 到着
05:03 出発

05:33 引き返す

06:00 種池小屋 到着
06:31 小屋 出発

07:26 休憩

08:21 休憩

09:42 扇沢 到着

⑷総括
 初日に大きなトラブルはあったが、その後は天候にも恵まれて目的の「良い景色を見る」は達成できた。しかし爺が岳は制覇できなかったし、鹿島槍ヶ岳にいたっては足をふみいれてすらいない。
 この山行で悪天候やトラブルを体験できた、という意味では中学生には有意義な合宿だったし、しつこいようだが景色も良かったので、失敗ではあるけれども、いろいろな意味でよい山行だったと思う。ただ一つ心残りがあるとすれば、それは高橋君に山の素晴らしさを伝えられずに引退してしまうことである。

⑸反省文
高2
オズボーン
個人的な反省点です。
まず、僕は準備会の時、あらかじめ何を話すかまとめていませんでした。そのせいで準備会がぐだぐだになってしまいました。なので反省会ではあらかじめ話す内容をまとめたのですが、それでもうまく進行させることができず、自分のリーダーシップの足りなさを痛感しました。
次に、計画書をはじめ、ミスが多かったです。計画書は間違ったテンプレを使ってしまい、他にもミスがちょくちょくあって、「正確性」の大事だということにきがつきました。また、準備会で計画書のバスの時間の訂正がでた時焦って、僕自身がバスの時間を確認しないまま訂正するように言ってしまいましました。
山行中、僕は後輩に指導するべき立場だったのにあまり指導できなかったと思っています。高橋君にご飯を食べるタイミングや、中村君にパッキングのしかたを指導するべきだったと思っています。(そういうことは戸高がしてくれていたので頼もしい限りではありますが)
 合宿としては、いろいろトラブルがありましたが良い景色が見られましたし、目的ははたせたのではないのでしょうか。

田川
班員のパッキングをあまり見ることができなかった。
最初の撤収に時間がかかってしまった。
到着時間がギリギリだったのも申し訳ないです。
景色も良く最後の合宿に相応しい良い山行でした。

宮下
今回の山行の反省点は高橋君の世話をしきれなかったことである。自分たち先輩がもっと他にできたことがあるはずである。
2日目以降は天気もよく楽しめた。全体的に見ればいい合宿だった。

戸高
【反省点】
・サッカー部の連日の練習から疲れがたまっていたため、当日(特に初日)体調が悪かったこと
 →適度にサボる
・ライターを忘れたこと
 →持ってく
【感想】
今回の合宿は、初日に雨にふられたものの全体を通して良い合宿になったと思う。
しかし、当初予定していた鹿島槍ヶ岳に行くことができなかったのは残念に思う。
二つ予定外のことが起きた。
一つは、後輩が捻挫したこと。
僕自身も捻挫したことがあるし、今回たまたまそれが山で起きただけだと思う。しょうがない。
もう一つは、種池山荘におよそ百人のパーティーがいた事。
これはかなり想定外のことだったので、もし事前にわかっていれば、初日の全員撤退か否かの判断時に大きく作用したと思う。また三日目、このおよそ百人のパーティーと下山時にかぶらないために、爺ヶ岳北峰に行けなかったのは残念だった。
これらはどうしようもないので、誰も責められないし責めるつもりもない。しかし、ボク個人としては少々悔いの残る合宿ではあった。しかし、捻挫した後輩も特に大きな怪我でなく、僕らも全員無事に下山できたことは良かったと思う。
今回のB班は、全体的に山の経験が浅い人が多く(もちろんBなので当たり前だが)、パッキングやウェアリングについて教えていく必要があると痛感した。そのためにはしっかり部活に出て欲しいし、少しずつ体力をつけていってほしいと思う(僕も兼部しているためあまり出られないが)。
今後に活かしたい。

中村望
・初めて先頭を務めたためペースの調整が出来なかった。中一の異変にも気付けなかった
・後輩に気を遣わせてしまった(先輩だから云々という訳ではなく人として)
・個装水、防寒具が少なかった(不足はしなかった)

中村リュウキ
・シャツもズボンも持ってくる枚数が少なくて、寒いと思うことがあったり、戸高さんに服を貸してもらったりしたので、次からは山行の日数分の服を持っていくようにします。
・団装のごみ袋などビニール袋が足りなかったので、次からはビニール袋を多く持って行こうと思います。
・パッキングを上手くできるようになりたいと思いました。

羽柴
今回の山行で僕は先頭を務めた。
初日に高橋君が足をひねってしまうというアクシデントが有った。
高橋君が痛みのあまり泣き出してしまうまで僕は彼が足をひねってしまっていることに気がつかなかった。
彼に何かあったら伝えてと伝えていたが気がつくことができなかったことは反省するべきだと思った。

高橋
僕は、緊張と乗り物酔いのため松本駅で吐いてしまい、合宿とは関係のないところで顧問の方々に迷惑をかけてしまいました。
登山が始まると、体力不足が目立ち、先輩方の休憩を早めることになってしまいました。
その後、辛い中、少しでもモチベーションを上げようと厳しい中、少し油断して前を向いたときに足を捻らせてしまいました。そこで、先輩方に時間をとらせてしまい、結局プラン変更にまで追い込んでしまいました。
今回は、僕の体力不足から、皆さんに多くの迷惑をかける結果となってしまったので、日々のトレーニングをより厳しくしていきたいと思います。

⑹B班のトラブルについて
1日目
松本駅にて乗り物酔いから高橋君が嘔吐
扇沢から1時間ほど歩いて休憩、この時高橋君が昼飯をちゃんと食べたか確認せず
扇沢から1時間半後高橋君が捻挫していることを発見、この時すでに腫れていた、高橋君は下山が決定
顧問と高校生で話し合い、悪天候、さらなるアクシデントの可能性、元の計画の到着時刻の遅さなどを考慮し全員扇沢まで一旦下山するべきと判断
 
2日目
種池山荘まで登り天候がよければ爺が岳にアタック、種池山荘にて1泊、に予定を変更
3日目の天気が良さそうだったのと、天気が不安定に見えたことからアタックは持越し

3日目
地元の小学生約90人の隊と鉢合わせないように4時前出発を目指す
爺が岳中峰をこえるも、北峰にいくと90人と山道でかち合うことになりそうだったため断念

<写真>
これこそ本当に無いかもしれません

かなり大変な山行だったようです
田中